iDeCo運用実績を公開——8年間で投資額が2倍以上になった話
2018年スタートのiDeCoが8年で約2.2倍に。投資累計128万円が時価278万円へ。銘柄選定の失敗と変遷も含めて、正直にすべて公開します。
— 最初から完璧じゃなくていい。続けることが、全てだった —
① まず結論から
数字を先にお見せします。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 運用開始 | 2018年2月 |
| 投資累計額 | 1,288,442円 |
| 時価評価額 | 2,788,279円 |
| 評価損益 | +1,499,837円 |
| 運用利回り | 19.29% |
投資した金額が、約2.2倍になっています。
この数字を書くのは少し迷いました。自慢に聞こえてほしくないからです。これは8年間、ただ積み立て続けた結果です。特別なことは何もしていない。そして、最初の銘柄選定は正直、失敗していました。
それでもこの数字になった。その話を書きます。
② 銘柄選定の変遷と正直な反省
最初(2018年)——よくわかっていなかった
iDeCoを始めた当初、私が選んだ銘柄はこれだけありました。
- たわらノーロード 先進国株式
- たわらノーロード 先進国債券
- インデックスファンド 海外新興国株式
- インデックスファンド 海外新興国債券
- 楽天ターゲットイヤー2050
- 三井住友・DC日本株インデックス
- MHAM日本成長株ファンド
正直に言います。何に投資しているか、よくわかっていませんでした。
「分散しておけばいいだろう」という感覚で、なんとなく複数に分けていました。今から振り返ると、買うべきでないものも含まれていました。債券ファンドは長期投資の観点では非効率ですし、ターゲットイヤーファンドも手数料の割に中身が複雑でした。
知識が足りなかった。それだけのことですが、正直に記録として残しておきます。
2020年〜——ようやく整理できた
投資を続けるうちに、少しずつ理解が深まりました。
結論として、優良銘柄に幅広く分散した株式インデックスファンドが正解だとわかりました。
銘柄を2本に絞りました。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
シンプルになりました。何に投資しているかが明確になり、余計なことを考えなくて済むようになりました。
2024年〜現在——より手数料の安いファンドへ
2024年に入り、さらに手数料(信託報酬)の安いファンドが登場しました。
- 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド(月1万円)
- 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(月1万円)
現在はこの2本に月2万円積み立てています。
手数料が安いということは、長期になればなるほど有利です。同じリターンでも、コストが低い分だけ手元に残るお金が増えます。より条件の良いファンドが出たら乗り換える——それは正しい判断だと思っています。
③ iDeCoで買うべきファンドの結論
銘柄選定で迷っている方へ、私の結論を書きます。
この3つを確認するだけで十分です。
-
何に投資しているか理解できるか → 中身が複雑でわからないファンドは避ける
-
優良銘柄に幅広く分散した株式インデックスファンドか → S&P500かオールカントリーが基本
-
手数料(信託報酬)が安いか → 同じ中身なら安い方を選ぶ
この3つを満たせば、2本で十分です。難しく考えなくていい。
④ 60歳まで引き出せないことへの気持ち
iDeCoの最大のデメリットとよく言われるのが、「60歳まで引き出せない」ことです。
正直に言うと、全く気にしていません。
むしろ、引き出せないからこそ確実に積み上がると思っています。
生活費が足りないときに「iDeCoから引き出そう」という選択肢がない。それは制約ではなく、強制的に長期投資を続けさせてくれる仕組みだと感じています。
今の私のiDeCoに対する感覚は、「老後に開けるお楽しみボックス」です。箱を開ける日まで、いくらになっているかも含めてあまり考えないようにしています。気にしすぎると、相場が下がるたびに不安になるだけです。
仕込んで、放置して、60歳に開ける。それだけでいい。
⑤ 8年間続けて思うこと
8年続けてきた実感として、いくつか書き残しておきます。
早く始めた分だけ有利
時間は最大の武器です。1年早く始めれば、複利の恩恵を1年多く受けられる。iDeCoは節税効果もあるので、始めた日から得をしています。
銘柄は途中で変えても大丈夫
最初に選んだ銘柄が完璧でなくても、途中で乗り換えられます。私がそうでした。大事なのは「より良い選択に気づいたら動く」こと。過去の失敗を引きずって変えられないままでいるより、気づいたときに整理する方がいい。
最初から完璧じゃなくていい
正直、2018年の私の銘柄選定はあまり良くなかった。でも、続けた。それが全てでした。最初の選択が完璧でなくても、続けることで取り戻せることがある。
大事なのは、始めて、続けること。それだけです。
もっと詳しく知りたい方へ
iDeCoを始めるまでの話はこちら → iDeCoを始めた話——老後に開けるお楽しみボックス
おすすめの口座はこちら → 松井証券iDeCoの特徴と申込み手順——公務員におすすめの理由
iDeCoとNISAどちらを先にやるかはこちら → iDeCoとNISAどちらを先にやるべきか——公務員の正解
8年前の自分が完璧な選択をしていたら、もう少しリターンが良かったかもしれません。でも、完璧でなくても始めて続けたから、今この数字があります。それで十分だと思っています。