配当日和

お金も私も働く、公務員の小さな自由計画

【投資歴10年で変わったこと】「生涯投資家でいられる自信」がついた理由

投資を10年続けて一番変わったのは、未来への向き合い方でした。値動きに一喜一憂していた頃から、やめる理由がなくなるまでの実体験を書きます。


はじめに:投資を続けた先に何が変わるのか

投資を始めたばかりの頃、多くの人がこう感じます。

「このまま続けて大丈夫なのか?」

「いつか大きな損をするのではないか?」

私自身もまったく同じでした。

しかし、約10年投資を続けてきた今、はっきりと言えることがあります。それは、「生涯投資家でいられる自信がついた」ということです。

この記事では、なぜその考えに至ったのか、実体験ベースでお伝えします。


投資初期:値動きに一喜一憂していた日々

投資は少額の積立からスタートしました。

当時は、毎日のように投資信託の基準価格を確認していました。上がれば嬉しくなり、下がれば不安になる。

わずか数%の値動きでも感情が揺れ動き、「今売るべきか?」と何度も考えたものです。

今振り返ると、この時期は”価格しか見えていなかった”と感じます。


転機:暴落を経験して見えたもの

投資を続ける中で、いくつもの下落相場を経験しました。

代表的なものが、コロナショックやトランプショックです。さらに、金融政策の転換による急落もありました。

そのたびに思いました。「もうダメかもしれない」と。

しかし結果として、市場は何度も回復しています。不況のたびに悲観が広がり、そのたびに乗り越えてきました。


現在:最高値更新が示していること

現在、日経平均株価は6万円を超えています。投資を始めた頃には、想像もしていなかった水準です。

もちろん、この先も下落相場は必ず訪れます。短期的には、不安になる場面もあるでしょう。

それでも、長期で見れば市場は成長してきた。この「事実」を体感できたことが、大きな転機でした。


一番変わった考え方:「未来は予測ではなく、前提」

10年投資を続けて、最も大きく変わったのはここです。

以前は、「これから上がるのか、下がるのか」を予測しようとしていました。

しかし今は違います。

下がることは前提。そして、長期的には成長することも前提。

この考え方に変わりました。

つまり、未来を”当てるもの”ではなく、“信じて乗り続けるもの”として捉えるようになったのです。


なぜ生涯投資家でいられるのか

これから先、どんな相場が来るかは分かりません。

大きな暴落もあるでしょうし、かつての「失われた30年」のように、投資しても一向にリターンが見込めない、絶望的な期間が訪れる可能性もゼロではありません。

それでも、私は投資をやめないと思います。

理由はシンプルです。

資本主義はこれからも続き、人類は発展し続けると考えているからです。

人は本質的に欲深い生き物です。今よりも豊かに、便利に、快適に生きたいと願い続けます。

その欲求がある限り、企業は価値を生み出し続ける。そして、株式市場もまた長期的には成長していくと考えています。


結論:自信の正体は「続けられる構造への理解」

「生涯投資家でいられる自信」とは、特別な才能や知識から生まれたものではありません。

  • 下落を経験したこと
  • それでも回復する市場を見てきたこと
  • 長期での成長を実感したこと

これらの積み重ねによって、自然と形成されたものです。

言い換えれば、「やめる理由がなくなった」という感覚に近いかもしれません。


この記事を読んだあなたへ

もし今、値動きに不安を感じているなら、それはとても自然なことです。

多くの投資家が、同じ道を通ってきました。

大切なのは、その経験を”途中で終わらせないこと”です。

続けることでしか見えない景色がある。私はそれを、10年かけて少しずつ学んできました。


関連記事

投資を続けるのがしんどいと感じたとき——それでも続けてきた理由