NTTはなぜ高配当株として人気?5月8日決算から「持ち続けやすさ」を初心者向けに解説
2026年5月8日のNTT決算を踏まえ、なぜNTTが高配当株として人気なのかを初心者向けに解説。持ち続けやすさ・注意点・高配当株の選び方まで丁寧に整理します。
「高配当株に興味はあるけれど、どの銘柄を選べばいいかわからない」
そんな方にとって、NTT(日本電信電話)は、一度は名前を聞いたことがある銘柄かもしれません。
実際、NTTは日本株の高配当株として人気が高く、NISAで保有している人も多い銘柄です。
ただ、高配当株は「利回りが高いから良い」というわけではありません。
大切なのは、
- 配当を出し続けられそうか
- 長く持ち続けやすいか
- 自分の価値観に合っているか
という視点だと思います。
この記事では、2026年5月8日に発表されたNTTの決算内容も踏まえながら、
- なぜNTTが高配当株として人気なのか
- 初心者から注目されやすい理由
- 一方で注意したいポイント
- 高配当株を選ぶときの考え方
を、初心者向けにわかりやすく整理していきます。
NTTとはどんな会社?
NTT(日本電信電話)は、日本を代表する通信会社です。
「ドコモ」のイメージを持つ方も多いかもしれません。
スマートフォン通信だけでなく、
- 光回線
- 法人向け通信
- データセンター
- ITインフラ
など、私たちの生活や企業活動を支える幅広い事業を展開しています。
通信は、景気によって多少の影響を受けることはあっても、急になくなることを想像しにくいサービスです。
そのため、NTTは「生活インフラに近い企業」として見られることも多く、長期投資で注目されやすい理由の一つになっています。
2026年5月8日のNTT決算を初心者向けに整理
決算資料を見ると難しく感じるかもしれませんが、初心者の場合は「会社が大きく崩れていないか」を確認するだけでも十分参考になります。
今回のNTT決算では、全体として”堅実さ”を感じる内容でした。
売上・利益は大きく崩れていない
2025年度決算では、
- 営業収益(売上)は増収
- 営業利益は増益
- 最終利益も増益
という結果でした。
NTTは、急成長するタイプの企業ではありません。
その一方で、“大きく崩れにくい”という印象を持つ投資家も多い銘柄です。
高配当株では、「安定して利益を出せるか」は重要なポイントになります。
その意味では、今回の決算は安心材料として受け止める人も多そうです。
配当は増配継続
NTTの年間配当金は、
| 年度 | 配当金 |
|---|---|
| 2024年度 | 5.20円 |
| 2025年度 | 5.30円 |
| 2026年度予想 | 5.40円 |
と、少しずつ増配が続いています。
もちろん、将来も必ず増配が続く保証はありません。
ただ、急激に増やすのではなく、“無理をしすぎず少しずつ増配している”ように見える点は、長期投資を考える人にとって安心感につながりやすい部分だと思います。
配当性向42%前後は一つの目安
高配当株を見るときは、「配当利回り」だけでなく、“配当性向”も重要です。
配当性向とは、会社の利益のうち、どれくらいを配当に回しているかを示す数字です。
NTTの2025年度配当性向は42.0%でした。
極端に高すぎる水準ではなく、「利益をほとんど配当に回している」という状態ではありません。
高配当株では、利回りの高さだけでなく、「その配当を続けられそうか」を見ることも大切だと思います。
なぜNTTは高配当株として人気なのか?
NTTが人気なのは、単純に配当利回りが高いからだけではありません。
“持ち続けやすさ”を感じる人が多いことも、大きな理由だと思います。
通信インフラとしての安定感
スマートフォンやインターネットは、今や生活に欠かせない存在です。
もちろん、通信業界にも競争はあります。
ただ、通信そのものの需要が急になくなる未来は、想像しにくい方も多いのではないでしょうか。
そのため、NTTのような通信インフラ企業は、「景気によって業績が極端に変動しにくいのでは」と考える投資家から注目されやすい傾向があります。
株式分割後、初心者でも買いやすくなった
NTTは株式分割後、以前より少額で投資しやすくなりました。
高配当株に興味があっても、「いきなり数十万円を投資するのは怖い」と感じる方は少なくありません。
その点、比較的少額から始めやすいことは、初心者にとって心理的ハードルを下げる要素になっています。
NISAで少しずつ資産形成をしたい人とも、相性が良いと感じる方は多そうです。
「大きく増やす」より「続けやすい」
私自身、投資では「短期間で大きく増やすこと」よりも、“安心して続けられるか”を重視しています。
NTTは、短期で急騰を狙う銘柄というより、
- 配当を受け取りながら
- 長期で保有し
- 少しずつ資産形成を考える
そんな投資スタイルと相性が良いように感じています。
特に、公務員や会社員のように、「安定」「継続」を重視する人には、価値観として合いやすい部分があるかもしれません。
一方で、NTTにも注意点はある
ここまでを見ると、「NTTは安心」と感じる方もいるかもしれません。
ただ、どんな企業にもリスクはあります。高配当株投資では、“良い面だけを見ないこと”も大切だと思います。
絶対安全な銘柄ではない
NTTは安定企業として見られることが多いですが、株価は日々変動します。
景気や金利、通信業界の競争環境などによって、評価が変わることもあります。「大企業だから絶対安心」という考え方には注意が必要です。
通信業界は競争が続いている
通信業界では、料金競争やサービス競争が続いています。
また、通信事業そのものは成熟産業とも言われるため、以前のような大きな成長は期待しにくいという見方もあります。
そのため、今後は、
- データセンター
- AI関連
- 海外事業
- 法人向けIT
など、通信以外の成長分野も重要になってきそうです。
利益予想は毎年右肩上がりとは限らない
2026年度予想では、最終利益は減益予想となっています。
これは、「良い企業でも、毎年ずっと右肩上がりとは限らない」ということでもあります。
高配当株投資では、“完璧な企業”を探すというより、
- 事業内容
- 配当
- 財務
- 将来性
- 自分との相性
を総合して考えることが大切だと思います。
NTTから学べる「高配当株の選び方」
NTTを見ていると、高配当株を見るときに大切な視点が見えてきます。
- 利回りだけで判断しない
- 配当を続けられそうかを見る
- 増配傾向を確認する
- 事業内容を理解する
- 自分が長く持てそうか考える
高配当株投資は、「一番利回りが高い銘柄を探すこと」ではないと思います。
むしろ、
👉 “自分が安心して続けられる銘柄を探す”
という考え方のほうが、長期投資では大切なのかもしれません。
まとめ|NTTは「高配当株を見る視点」を学びやすい銘柄
NTTは、
- 通信インフラとしての安定感
- 継続的な配当
- 増配傾向
- 株式分割後の買いやすさ
などから、高配当株として人気を集めています。
一方で、絶対安全な銘柄ではなく、通信業界の競争や今後の成長課題もあります。
だからこそ、
「利回りが高いから買う」
ではなく、
👉 「自分はなぜ、この銘柄を持ちたいと思うのか」
を考えることが大切だと思います。
NTTは、その”高配当株を見る視点”を学びやすい銘柄の一つなのかもしれません。
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