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【2026年最新】オリエンタルランドのPERは適正?株主優待込みで今が買い時か考えてみた

オリエンタルランド株のPERは適正水準?64%下落後の今が買い時かを、PER推移・EPS・配当利回り・株主優待の価値から徹底分析します。


「オリエンタルランド株、かなり下がったな…」

そう感じている人は多いと思います。

実際、オリエンタルランド(4661)の株価は、2026年1月の高値2,947円から、2026年5月には2,100円台まで下落しています。

ディズニーという圧倒的ブランド力を持ちながら、なぜここまで売られているのでしょうか。

そして今、多くの人が気になっているのは、

  • ここまで下がったなら買い時?
  • PERはまだ高い?
  • 株主優待込みなら実はお得?
  • 長期保有する価値はある?

という点ではないでしょうか。

この記事では、

  • 現在のPER
  • 過去のPER推移
  • EPS成長
  • 配当利回り
  • 株主優待の価値

を整理しながら、

「オリエンタルランド株は今買い時なのか?」

を考えていきます。


オリエンタルランド株は大きく下落している

2026年5月21日時点で、オリエンタルランド株は2,141.5円。

2026年1月高値の2,947円から見ると、約27%下落しています。

「ディズニー銘柄なのに、なぜこんなに下がるのか」

そう感じる人も多いかもしれません。

実際、ここ数年のオリエンタルランド株は、

  • コロナ後の急回復期待
  • ファンタジースプリングス開業期待
  • インバウンド需要期待

などから非常に高い評価を受けていました。

しかし現在は、

  • 利益成長の鈍化
  • 人件費増加
  • PER修正

などが意識され、市場の評価が少しずつ変化しています。


現在のPERは30倍超|それでも”昔よりは安い”

2026年5月21日時点のPER(会社予想)は30.86倍です。

一般的な日本株と比較すると、かなり高い水準です。

ただし、オリエンタルランドはもともと「超高PER銘柄」でした。

オリエンタルランドのPER推移

PER
201844.04倍
201945.77倍
202073.04倍
202391.86倍
202466.07倍
202538.94倍
202636.32倍
現在約30.86倍

こうして見ると、以前の60〜90倍という異常な水準からはかなり低下しています。

つまり現在のオリエンタルランド株は、

「昔と比較するとかなり現実的なPER」

になってきているとも言えます。

ただし、

「一般的な高配当株や割安株と比較すると、まだ高い」

という見方もできます。

ここは重要なポイントです。


EPS成長鈍化で”高PER”が許されにくくなっている

PERは、企業の利益成長期待によって大きく変化します。

つまり、EPS(1株利益)が大きく成長すると期待されている企業ほど、高PERが許容されやすくなります。

しかし、最近のオリエンタルランドは少し状況が変わってきています。

EPS推移

EPS
202473.39
202575.62
202674.34
2027予69.40

2027年予想では、EPS低下が見込まれています。

背景には、

  • 入園者数の伸び鈍化
  • 人件費増加
  • 修繕費増加
  • 運営コスト上昇

などがあります。

以前のオリエンタルランド株は、

「これからも高成長を続ける銘柄」

として評価されていました。

しかし現在は、

「成熟企業としてどう利益を伸ばすか」

を見るフェーズに入り始めているのかもしれません。


配当利回りは0.75%|高配当株投資としてはかなり低い

2027年3月期の予想配当は年間16円。

2026年5月21日時点の株価2,141.5円で計算すると、配当利回りは約0.75%です。

高配当株投資の視点で見ると、かなり低い水準です。

例えば私は、高配当株を購入する際の一つの基準として「配当利回り3.75%前後」を意識しています。

その基準で見ると、オリエンタルランド株は”配当目的で買う銘柄”とは言いにくいです。

つまりオリエンタルランド株は、

  • 配当を受け取る銘柄 ではなく、
  • ブランド価値や長期成長を期待して保有する銘柄

という側面が強いと言えます。


ただし、オリエンタルランドは”株主優待銘柄”でもある

ここが、オリエンタルランド株の特殊なポイントです。

配当利回りだけを見ると物足りなく感じますが、オリエンタルランドには非常に人気の高い株主優待があります。

株主優待は1デーパスポート

オリエンタルランドの株主優待では、

「東京ディズニーランド」または「東京ディズニーシー」で利用できる1デーパスポート

がもらえます。

主な優待内容

  • 500株以上:1枚(3月末)
  • 2,000株以上:1枚
  • 4,000株以上:2枚
  • 6,000株以上:3枚
  • 8,000株以上:4枚

さらに、

100株以上を3年以上継続保有すると、9月末に1枚追加されます。

加えて、2026年は「上場30周年特別優待」として、

100株以上保有株主に追加で1枚配布予定です。


優待価値を含めると”実質利回り”は変わる

例えば、1デーパスポートを1万円相当として考えてみます。

100株保有に必要な金額は、約214,150円です。

すると、優待価値ベースでは、

約4.7%相当になります。

ここに配当利回り0.75%を加えると、

実質的には5%超のリターンとも考えられます。

もちろん、これは

「東京ディズニーリゾートへ行く人」

に限った話です。

逆に言えば、東京ディズニーリゾートへ行かない人にとっては、優待価値はかなり下がります。


オリエンタルランド株は”高配当株”ではなく”優待消費型銘柄”

ここは、オリエンタルランド株を考えるうえで非常に重要です。

一般的な高配当株は、

  • 現金配当を受け取る
  • 配当収入を積み上げる

という投資になります。

一方、オリエンタルランド株は、

  • 東京ディズニーリゾートでの体験
  • 家族との時間
  • 趣味や娯楽

という形で価値を受け取る銘柄です。

つまり、

「現金が返ってくる株」

というより、

「体験価値が返ってくる株」

と言えるかもしれません。


オリエンタルランド株は今買い時なのか?

結論としては、

「何を目的に買うか」で評価が大きく変わる銘柄

だと思います。

向いている人

  • 東京ディズニーリゾートが好き
  • 株主優待を使いたい
  • 長期保有前提
  • ブランド価値を信じている

こういう人にとっては、以前よりかなり入りやすい株価水準になってきています。


向いていない人

  • 高配当株投資がメイン
  • 配当利回り重視
  • 割安株投資をしたい
  • PERの低さを重視したい

こうした人にとっては、PER30倍超はまだ高く感じる可能性があります。


まとめ|PERだけでは測れない”オリエンタルランド株の特殊性”

オリエンタルランド株は、以前のPER60〜90倍という異常な水準からはかなり低下しました。

その意味では、

「昔よりかなり現実的な株価」

に近づいていると言えます。

ただし、

  • EPS成長鈍化
  • 減益予想
  • 配当利回り0.75%
  • PER30倍超

を考えると、

「高配当株として割安」

とはまだ言いにくい水準です。

一方で、

  • 東京ディズニーリゾートという圧倒的ブランド
  • 株主優待の価値
  • 長期保有の満足感

まで含めると、単純なPER比較だけでは測れない魅力もあります。

特に、

“毎年東京ディズニーリゾートへ行く人”

にとっては、株主優待込みで見える景色がかなり変わる銘柄なのかもしれません。


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